おなじみとなりつつある堺筋本町で、令和二度目の関西放談会。あとでするゲームのために机を並べ替えてチーム分けをし、自己紹介をしました。今回のお題は「令和初のこと」「さっぽろ」です。 ・首里城に行ったら翌週に消失してしまった。令和初の悲しさ。 ・令和初の試験の際に「平成31年」で答案用紙を作ってしまい、学生に指摘されてしまった先生。 ・令和初どころか人生初、パズル・ザ・ジャイアントに掲載されました! ・令和になってはじめて住んでいる県(鳥取)から出ました。 ・令和初の同窓会、みんな還暦。昭和で30年、平成で30年。令和で30年を目指します。 ・水曜どうでしょう祭に行ってきました。札幌は寒かった。(気温10℃) ・札幌大通り公園のビアガーデンに行ってきました。 ・サッポロクラシックはおいしいですね。 ・サッポロ赤星もおいしいですよ。 初参加の方が10代だと知って会場内がどよめきました。40歳オーバーが大半を占める関西放談会ですが、今回は10代から60代まで勢揃いでした。 今回の企画は「言葉作りゲーム」。ひらがなの書かれたカードを並べて単語を作ります。 【概要】 作る言葉は3文字以上の名詞限定。できるだけ国語辞典に載っていそうで、多くの人が知っていそうな言葉。実際に辞書を引いて判定はしませんが「絶対に載っている!」と自分しか知らないような言葉を推すのはNGです。逆に、広く世間に知られているものなら辞書に載っていないであろう固有名詞などもOK。判定は全員の挙手でおこないました。 【使うカード】 ・白いカード:あ~ん、ー、□(ワイルドカード) 48種類×2枚 ・黄色いカード:い、う、か、き、し、ん 6種類×3枚 や、ゆ、よ 3種類×2枚 各チームに白いカードを10枚、黄色いカードを2枚、計12枚を配ります。黄色いカードの文字は「クロスワードを作るときによく使う文字」を選定しました。ペットボトルキャップ製の濁点マーク2個、半濁点マーク1個も使用します。 【得点】 作った単語の文字数×1が得点になります。複数の単語を作ればそれぞれに点が入ります。濁点、半濁点はそれぞれ+1点。 さらにボーナス点として、最も長い単語に5点、次点は3点、次次点に1点を追加します。同じ長さの単語がある場合は次点の点数と足して山分けです。 配られたカードの全てを使う必要はありませんが、なるべくたくさん使って長い単語を作らないとゲームには勝てません。12枚のカードをチーム員で囲んで言葉作りスタート。3~4人で頭を寄せ合って、あーでもないこーでもないと頭を捻りつつカードを並べ替えました。 どうしても使いにくい文字が入ってくるので、なかなか文字数が伸びません。3文字単語がたくさん並ぶ中で「がいりやく」「じゆうばこ」など5文字の言葉が最長ボーナスを取りました。「□くたーる」をヘクタールと読ませたチームもステキ。 3ゲーム目についに出ました7文字言葉「けいもうしゆぎ」! 素晴らしい。けれど得点計算のときにカードが13枚あることに気づきました。カードを配った幹事のミスです、ごめんなさい。7文字言葉はそのまま得点をつけて、他を1枚減らして勘弁してもらいました。 4ゲーム目には、うまく12枚とも使って、濁点も付けて、最長ボーナスも得て…と18点まで得点を引き上げたチームもありました。 よい時間になったので休憩。今回も各地のおみやげや差し入れで楽しいティータイムを過ごせました。 後半戦は別のゲーム。幹事が「言葉作りゲーム」の参考にするためネット検索をしていて知った「ひらがなポーカー」をしました。 ひらがなカードで言葉を作るという方針は同じですが、名詞に限らず形容詞などでもOK、文章になっていてもOK、とにかく「面白い文字列」を作ったものの勝ちです。面白さの判定はプレイした人がそれぞれ「自分以外で一番面白い言葉を作った人」を一斉に指差すことにしました。一番たくさんの人に指された人が優勝、+5点です。 個人戦なので各チームから代表1名を出して争いました。使ったカードは「言葉作りゲーム」の白いカード+「い、ん、か、し、う、た、と、つ、て、の」×2。元祖「ひらがなポーカー」が日本語の文章によく使われる文字の上位10個を多めにしていたのでそれに倣いました。名詞だけのクロスワードと違って「と」や「の」が多用されているんですね。「や・ゆ・よ・つ」と小さい「ゃ・ゅ・ょ・っ」は区別されていたので、これらの小さい文字も足しました。 各人にカードを5枚ずつ配ってプレイ開始。いらないカードを場に捨てて同じ枚数を山札から取ります。これを繰り返して二巡したら言葉・文章を作って発表し、判定をおこないます。 1ゲーム目はみんなおとなしめ。名詞中心の静かな勝負でした。ところが2ゲーム目でいきなり問題作「ばーすのし」が出ました。作った方いわく「阪神のバースが死んでん」。他の人が「らいふる」「たまやー」を出していたので、打ち上げ花火の音に紛れてライフルが発射されバースが倒れる…というストーリーまでできてしまいました。いやはや。 「かれもうし」彼は牛なのか、孟子なのか。 「うれし るん」楽しそう。 「へ なますて」インドの人に話しかけられたのかな。 「ふせんつー」第二の文房具なのだそうで。 「わろとけよ」はーい。 「うを おえっ」本当に二日酔いの人が作った言葉。お大事に。 8ゲームまでおこない、いっぱい笑って終了。 残った時間で「ひらがなラミー」をさらっと2回だけ。これは得点をつけずに遊んでもらいました。 各人にカードを7枚ずつ配ります。手順になったらプレイヤーは山札から1枚引き、8枚の手札から1枚捨てます。7枚のカードを並べて7文字言葉ひとつ、もしくは3文字言葉+4文字言葉を作れたらあがり。一番にあがった人の勝ちです。山札ではなく捨て札の一番上のカードを引くこともできます。 1ゲーム目はちみかなさんが一回手札を交換しただけであがり。 2ゲーム目はみんな慎重になってしまったのか長いゲームとなりました。 ここで集計。「けいもうしゆぎ」を作り、「ひらがなポーカー」でもたくさん点を得た5班(櫻枝庵さん、スイズルさん、(恋する)変人さん)が優勝でした。一番得点が少なかった2班の3人でじゃんけんをして、負けてしまったちみかなさんが今回のボウミンノート賞。平成最後も令和最初もノートを連れて帰ったのはちみかなさんでした。次回まで保管をよろしくおねがいします。 今回もお菓子や賞品の差し入れをありがとうございました。 (報告者・SEIKO) |
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