大阪は堺筋本町にある大阪産業創造館で放談会をおこないました。今回は自己紹介の前にまず作業。くじ引きで4チームにわかれて席替えをしたあと、川柳を一句詠んでもらいました。特にテーマはなく、五七五のリズムを余り崩さないものを自由に作ります。できあがったところで自己紹介がてら披露。 ◆ふつかよい 眠いしんどい でも飲むよ ◆踏み忘れ それでももらう 百万円 (日本のプロ野球本塁打10万号、オリックスのマレーロ選手のこと) ◆朝 猫に 鼻なめられて 起こされる ◆弓道の 練習寄って 遅刻する ◆名月を 取ってくれたら 大惨事 …などなど、個性豊かな句ができました。 ここからがゲーム企画。作った川柳を上の句・中の句・下の句に分けてカードに書き写します。カードを集めてよくシャッフルし、1チームに上の句・中の句・下の句を4枚ずつ配布。配られたカードを組み合わせて新たに3句を作ります(1句分は余らせる)。2チーム対抗で1句ずつ披露しあって審査員(残りの2チーム+司会の9人)がよりよいと判定したほうの勝ち。2勝で勝ち抜けです。 ◆名月を 取ってくれたら 百万円 ◆山科の セカンドハウス 大阪へ ◆台風の 季節の前に 金が飛ぶ ◆円盤に 鼻なめられて 骨折れる ◆山科の セカンドハウス 百万円 ◆犬吠えて あまりにやんちゃで 金が飛ぶ 「百万円」の破壊力たるや…。トーナメント方式で競い、優勝は1班でした。 お次は「文殊の知恵」。NHKのテレビ番組「あなたも挑戦!ことばゲーム」の1コーナーです。関西放談会でも2004年に一度おこなっています。 指定されたカタカナ語をチーム員の3人がおのおの漢字4文字で表し、残りのひとりがそれを見て元の言葉を推理し答えます。漢字はひとりずつ発表し、一人目のヒントで解答者が元の言葉を当てられれば30点、二人目なら20点、三人目なら10点としました。カタカナ語は司会が用意したものからくじで選びます。 ◆単打穴入、一打穴入、一打穴入 → ホールインワン ◆常夏上着、南方上着、記録忘れ → アロハシャツ ◆長綱落下、足結高飛、高所跳降 → バンジージャンプ ◆小銭金庫、赤児捨箱、硬貨箱入 → コインロッカー ◆眼入薄板、硬軟直着、目乗薄板 → コンタクトレンズ ◆計測時計、時止計測、押計時器 → ストップウォッチ ◆鼻拭薄紙、鼻汚使紙、箱入塵紙 → ティッシュペーパー ◆女子下短、短寸腰巻、太股丸見 → ミニスカート 「コインロッカー」がやや難しめ。「駅」という字が入ったほうがわかりやすかったかも。各班2回ずつおこないましたが、二度目はみんな一人目のヒントで正解しました。さすが。一度目もすぱっと当てた2班が優勝。 次も「あなたも挑戦!ことばゲーム」から「しりとりビンゴ」。3×3マスに書かれた9つの言葉をしりとりに折り込んでいき、折り込んだ言葉がタテヨコナナメのいずれか1列に3つ並べばビンゴ。ビンゴになるまでにかかった時間が短い方が高得点です。司会が作った「カピバラ」や「イヌ」などの動物がテーマの盤面、「カクテル」「ラム」などの酒盤面相手にどのチームも健闘。 二度目は各チームで盤面を作ってもらい、他のチームがそれに挑戦する形式でおこないました。濁音・半濁音が多めのもの、楽器名が並ぶもの、天気用語など他のチームを困らせる盤面が勢ぞろいしました。 最後に、チーム内での順位を決めるために市販ゲーム「LCR」をしました。8人ずつでワイワイ騒ぎつつ2回。ほぼ運だけのゲームなのでみなさん気楽に楽しんでくださったようです。 優勝チームは1班。全般的に好調でしたものね。チーム内でLCR1位となった2cmさんが個人優勝。模造紙賞はうしのちちさん。次回まで保管をお願いします。 今回もたくさんのお菓子や賞品の差し入れをありがとうございました! (報告者・SEIKO) |
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