関西放談会25周年記念イベントとして、日本三景のひとつ・天橋立で泊まり込み放談会を開催しました。天候が心配なら梅雨時に設定することが間違いなのですが、幸いにして今年の6月後半はカラ梅雨。このままなら当日も雨に見舞われずに済みそう…という思いを裏切るかのように、4日前に台風発生、前夜に本州最接近。関東方面から来る新幹線が止まるんじゃないかとひやひやしたものの、集合時間には晴れ間も出て全員無事KTR天橋立駅に到着しました。 点呼を取り、スケジュールや注意点を簡単に説明して出発。文殊堂の横を抜けて天橋立の砂州(さす)へと向かいます。途中の観光船乗り場でレンタサイクルを借りる2人組とは別れ、廻旋橋へ。橋げたがくるりと回って船を通す仕組みの橋です。たまたま到着時に橋げたが回り始めたのでみんなで見物。良いタイミングでした。 廻旋橋を渡りいよいよ松並木の中へ。途中で砂浜に出てみたり、大砲の砲身を眺めたり、大きな松を見上げたり。先頭の幹事(報告者)がすたすた歩いてしまい、後ろの方々に迷惑をおかけしました。すみません。時間がタイトだったのでちょいと焦ってしまったのです。反省しつつあずまやで休憩。 3km弱を歩いたところで松並木終了。対岸に到着しました。復路で利用する観光船乗り場(一の宮桟橋)を確認し、傘松公園行きのケーブルカー乗り場へ向かいます。乗り場前でリフトに乗る人多数、ケーブルカーを選んだ人数名、歩いて登る鉄人1名。 報告者がリフトに乗る頃には日差しがどんどん強くなり暑さを感じるようになってきました。そして展望台ではカンカン照り。おかげで「昇龍観」といわれる絶景を堪能できましたが、日向に立って景色を眺めているだけで汗が噴き出てきます。公園内の売店で飲み物やソフトクリームを買う人が続出しました。 ここに来たからには、と股のぞきをし、かわらけを投げたり、壊れかけの「からくり展望鏡」を触ったり。きれいな展望台からの眺めを楽しんでリフトで下界へ。途中で籠神社(このじんじゃ)観光などもしつつ一の宮桟橋へ向かいます。 |
桟橋の待合室でひと休み。レンタサイクル組も、歩いて登山組も合流し、予定通りの船に乗り込みました。船が桟橋を離れると一斉にカモメがついてきます。エサがもらえると知っているんでしょうね。 船の上からは行きに歩いてきた松並木もよく見えました。飾り物の操舵輪がご愛嬌。あっという間に天橋立桟橋に到着です。 最初に集まったKTR天橋立駅へ戻り、今夜の宿がある丹後由良まで電車で移動。駅から徒歩5分ほどの民宿・浜乃家へ。今後のスケジュールと部屋割を確認したら夕食まで自由時間です。酒屋へ買い出しに行ったり、温泉に入ったり、同じ部屋の人と話したり。疲れたのかすでに高いびきの人もいました。 夕食後はいつもの放談会よりちょっと長めの自己紹介。「自分ひとりしかしていなさそうなこと」をテーマに自分について語りました。我こそは変人なり! という人が多くて面白いような困ったような。 「ドラムを習っている」 「就職の内定をもらったのに留年し、次の年また同じ会社へ入った」 「健康のため歩いていたら、家から東西南北どの方向も1.5kmで川に行き当たることに気付いた」 「週5回飲みに行く。健康的!?」 「95kgから65kgまで急激に減量したら極度の冷え症になった」などなど。 …あ、「天橋立に来たのが2回目」という人はたくさんいて、発表した人は残念そうでした。 自己紹介が終わってからはまた自由時間。おしゃべりとゲームに興じ、みなさっさと寝に行きました。やはり体を動かすと疲れるのかしら。 翌朝は朝ご飯を食べ、宿泊費等を清算し、ひとこと感想を書き(季刊関ニコに載せます)、集合写真を撮って解散。家に帰るまでが放談会ですよー、などと言いつつ、長い帰路についたのでした。 参加者のみなさま、お疲れ様でした。そしてお菓子やお酒の差し入れ、とてもたくさんの飲み代カンパをありがとうございました。 |
(報告者・SEIKO) |
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