2012年9月29日


  京都市伏見区 参加者:18名





 台風17号が接近する中で開催された伏見桃山への遠足。集合場所で一波乱が。幹事が下見に行った時には閑散としていて日陰もあり、集合場所にはもってこいだと思われた御香宮神社入口ですが、放談会当日はお祭りの初日で大混雑だったのです。本当にここでいいんだろうか、とウロウロオロオロしていた方々、本当にすみませんでした。

 なんとか神社入口の脇に集まり、人数確認や資料配布をしてまずはお参りへ。境内にはたくさんの露店が並んで大層にぎやか。本殿前まで進んで手を合わせ、すぐそばの御香水で口を潤します。
 ちびっこ相撲で混み合う境内をあとにして向かった先は魚三楼。創業から250年近い料亭です。目当ては建物に残る弾痕。鳥羽伏見の戦いでついたものが残っているのです。せまい道沿いの建物を、行きかう人や車をよけながら見物。
 素敵な和風デザインの歯科を眺めつつ、お次は酒蔵の立ち並ぶ一角へ。内部の見学はあと回しにして町並みの雰囲気を味わいます。さらに歩いて弁天橋を渡り、たどり着いたのは長建寺。ここにも名水・閼伽水がわいています。御朱印をもらっている人もいましたが、すでに書かれているものが台の上に置いてあって、箱に硬貨を入れてセルフサービスで持っていくというシステムに驚きました。
 川沿いをぶらぶら歩くと、向かい岸に月桂冠の建物が見えてよい感じです。ほどなく寺田屋に到着。坂本竜馬が襲われたことで有名な寺田屋事件の舞台となった場所です。再建されたものだという建物はさておいて、跡地のほうでひと休み。その後キザクラカッパカントリーまで行って「みんなで見学」の部は終了。このあとは「十石舟乗船」「自由散策」と続きます。

 十石舟の乗船時間に合わせて乗り場へ移動。定員22名の舟に我々18名とカップル2組がぎっちり乗り込んで出発です。酒蔵や寺田屋、竜馬の像などを案内しながら舟は西へと進み、宇治川派流から濠川との合流点を通って三栖閘門(みすこうもん)へ。この閘門は水位の違う濠川と宇治川を舟が行き来するためのものです。下船して三栖閘門資料館を見学し、閘門の仕組みや大阪を襲った水害などについて学びました。

 再び舟に乗って最初の乗り場へ戻り解散。45分ほどのあいだ自由散策です。月桂冠大倉記念館へ行って見学&利き酒をしたり、キザクラで清酒や地ビールを飲んだりと「酒どころ」を満喫した人多数。河童資料館やCMギャラリーを楽しんだ人、みやげ店で買い物をした人もいました。
 自由散策を終えてまた集合。幸いにも雨はぱらついた程度で済み、予定通りにすべての行程を終えることができました。

 放談会終了後はいつものごとく飲み会でおおいに飲み、話し、自己紹介。
 朝日新聞に載ったニコリ社の記事も回ってきましたよ。切り抜きとタブレット端末で。
 今回もみなさまお疲れ様でした。
 
(報告者・SEIKO)

にぎやかな境内
にぎやかな境内
お参りしよう
お参りしよう
御香水
御香水
弾痕を見て撮って
弾痕を見て撮って
寺田屋でひと休み
寺田屋でひと休み
酒蔵が立ち並ぶ
酒蔵が立ち並ぶ
十石舟に乗るよ
十石舟に乗るよ
舟の中でも楽しく
舟の中でも楽しく
三栖閘門を見学
三栖閘門を見学





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