2012年6月2日


  京都市生涯学習総合センター山科 参加者:18名





 年に一回の利用が定着しつつある山科の会場。今回はちょっと少なめの18人で放談会をおこないました。広い和室に散らばってのんびりゆったりムードで開始。最初は自己紹介です。お題は今日(6月2日)に起きた本能寺の変にちなんで「本能」か「本能寺」。
 (余談:本能寺の変が起きたのは天正10年6月2日。グレゴリオ暦に換算すると1582年7月1日だそうです)
 仕事のストレスで本能が抑え込まれている人、本能のおもむくままにマンガを読んで暮らしたい人。本能むきだしで作ったパズルは採用されないと嘆く人。現在の本能寺は「本能寺の変」のあと移転したものなのだそうです。

 さて、本日の企画。単純に「しりとり」です。しりとりを真剣にしてみましょう。
 来場時に書いた出席名簿をもとに、出席番号が奇数と偶数のチームに分けてのチーム対抗戦。各チーム3人ずつ代表を出しておこないます。奇数・偶数チームが交互になるように6人で順に言葉を言っていき、続けられなかった人は失格となって対戦から抜けます。先に3人とも失格になったチームが負け。勝ったチームはその時点で残っている人数が点数になります。毎回、テーマによるしばりあり。一人が考える時間は30秒。

 最初の対戦は「日本人じゃない人の名前しりとり」。ネロ→ロバート・ケネディ→イ・スンヨプ→プラティニ、と続いたところで終了。「プーチンって言え」「ニクソンだよ、ニクソン」といった外野のささやきが思考を混乱させます。邪魔しちゃだめですよ、と外野のヤジを禁止したら、会場内はとても静かに。沈黙の中で必死になって言葉をひねり出すという、なんとも静かな放談会になってしまいました。
 日本にあるもの(無生物)、白いもの、1m四方に入るもの、入らないもの、などのテーマでしりとりを続けていき、少し疲れたところで「あたまとり」に移行。前の人が言った言葉の最初の文字で終わる言葉を探して続けます。
 「へい」「へいさ」で回されて「へ」で終わる言葉を探すのに苦労している人の後ろで「一戸から九戸まであったはず」「四戸だけないんと違う?」と外野が内緒話。どちらのチームも2人ずつ抜けて、一ノコトさんとMATAROさんの一騎打ち。しんぶんし→しあいかいし→しずおかし→しろいし…としかえししりとりが続く消耗戦。お二方ともお疲れ様でした。
 続く「五文字以上しりとり」は両チーム2人ずつ残った状態でするすると続いてしまい、終わりそうにないので引き分けの判定。松風さんの「相撲の決まり手シリーズ」ではみんな笑ったり感心したり。
 その後、三文字しばりやア段抜き、イ段抜き+四文字以上などで続けていって、チーム対抗戦は終了。そうそう、目に見えないものしりとりで「イリジウム!」「いや、見えるでしょ」「見たことあるんか?」という会話がありましたが、機械だけではなく高級万年筆のペン先などにも使われているそうですので、偶然(それとは気づかずに)目にしているかもしれません。

 チーム戦を終え、個人順位を決めるための個人戦を各チーム内で開催。司会や外野から出された言葉に続くものを早押し形式で答え、答えられた一名が抜けます。その答えに続く言葉をまた外野が言って、さらに早押し形式で答えて…と繰り返し、最後の一人になったら終了。「順位点(9−順位)+答えの文字数」が得点になるので、なるべく早く、なるべく長い言葉を言わなくてはなりません。
 両チームとも早押しを2回ずつおこない、そこで得た個人点とチーム得点を合計して順位決定。
 優勝は北園泉海さんでした。おめでとうございます!
 残念ながら最下位は森さん。模造紙をお持ち帰りです。

 文末になりましたが、既出チェック用に単語を書き留めてくださったMATAROさん、感謝です。
 今回も賞品やお菓子の差し入れをたくさんいただきありがとうございました。

(報告者・SEIKO)

牢名主登場
牢名主登場
自己紹介
自己紹介
対戦中1
対戦中1
対戦中2
対戦中2
早押し中
早押し中
優勝おめでとう
優勝おめでとう
今回の模造紙賞
今回の模造紙賞





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