2010年3月20日


  大阪市立中央青年センター 参加者:27名





 2回目の利用となった森ノ宮の会場。和室なので「和風に外来語禁止で自己紹介」です。江戸時代までに入ってきて定着したものはいいでしょう、ということでカルタはセーフ。うっかり「バス」と言ってしまって「乗り合い自動車だ」と訂正される世界遺産めぐりの人。体重の1/10痩せて1/10リバウンドしたり、家から56分かけて歩いてきたり(前回より2、3分早かったらしい)、ケータイを落として定期券入れもなくしかけて困ったりといった話が披露されました。三連休のため宿泊予約が大変だったそうで、大阪にホテルの空きがなく和歌山や滋賀に泊まることになった人もいました。初参加の方がおふたり。

 今回は和室なのでかるたをやってみよう! という企画。月ニコで連載されている、表紙絵でカルタを作るコーナーがちょうど今月号で最終回を迎えるので、それを勝手に作ってしまおうと画策したのでした。名刺大のカードにスキャナで取り込んだ絵を配置し、同じ大きさの読み札共々プリンタで印刷。裏面にはボウミンたちの絵入りです。すべて森さんひとりでの作業。お疲れさまでした。

 トランプでくじ引きをして5人ずつの組に分かれ、まずは普通にかるた取り。読み手は森さん。
 順位ごとの組になっての2回目。読み手は松風さんだったかな。今回は取った札を並べたとき、五十音順に連続するとボーナス点が入ります。2枚連続で+1点、3枚なら+4点、4枚で+9点。n枚連続で(n−1)^2点です。沖原薫さんが7枚連続で+36点!
 3回目。五十音順ではなく、五十音表上でタテヨコにつながった枚数で2回目同様のボーナス点追加。例えば「こ」と「さ」は連続になりませんが、「こ」と「そ」だと2枚連続。月ニコかるた以外のものを使っている組もありました。

 ここで休憩。福岡の鶴の子や熊本の松風、京都の生八つ橋などなどたくさんの差し入れをいただいて、みんなで楽しくお茶の時間となりました。

 「おすすめのかるたを持ってきてください」との呼びかけにこたえて、北海道、沖縄、ショウワノート、おやじ、魚などのかるたが集まったので、いろいろ混ぜてみることにしました。月ニコかるた5組、その他4組の取り札を畳の上に広げていきます。面積はおよそ3畳分。それをみんなで囲みます。
 報告者が読み手になって試合開始。読んでしばらくしたら、取った札を差し上げてもらい9枚揃ったかを確認します。揃ったら次の読み札へ。取り札の分布に偏りがあるので、2枚取る人が隣り合っていたり、数枚連続で誰も取れない地帯があったりと運に左右される部分、大。
 取り札が減っても真ん中には寄せないので、最後のほうは非常にまばらな札をみんなで凝視することに。

 得点に関係ないエキシビションを2つ。
 ひとつめは「取り札にひらがなが書かれていない月ニコかるた」。右上の○の中がからっぽなのです。しかしさすがはニコリスト(?)、もう内容を覚えているので取るのが早い早い。「サウナで溶けゆくさかたん」とか「列島を飲み込むさかたん」とか、やたらさかたんさんがいじられていたのは何故?
 ふたつめは松風さんが一枚一枚手書きしたかるた。関西ローカルネタや駄洒落などが盛り込まれていて、見ているだけで面白いのです。作者自らに読んでもらって楽しみました。「ん〜、マンダム」でみじんこジャックさんがキョトンとしていて、おばさんたちに「やっぱり若いねえ」と言われちゃう場面も。(1970年代のCMだもんなあ…)
 どちらも参加したい人8名に立候補してもらい、他の人はまわりを囲んで眺めていました。

 最後にもう一度、たくさんの枚数でかるた取り。月ニコかるた3組+沖縄かるた+お魚かるたの5組を使いました。読み札は沖縄かるた。やたらカチャーシーが出てくるのが沖縄らしい。

 すべての得点を足して一番になったのは沖原薫さん。優勝おめでとうございます。
 最下位は頭角童子さん。読み手になった幹事と途中からお子さんの世話をしていたお母さんのほうが得点が低かったのですが、フル出場した中での最下位ということで快く模造紙を持ち帰ってくださいました。

 たくさんの賞品や食べ物の差し入れをくださった方、かるたを持ち寄ったり寄付してくださった方、本当にありがとうございました。
 
(報告者・SEIKO)

月ニコかるた
月ニコかるた
たくさん並べてみる
たくさん並べてみる
2枚取れた人々
2枚取れた人々
文字のない札を囲んで
文字のない札を囲んで
松風さんお手製かるた
松風さんお手製かるた
優勝おめでとう
優勝おめでとう
今回の模造紙賞
今回の模造紙賞





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